水の硬度と味の違いでウォーターサーバーを比べる
2016/12/09
水の硬度と味の違いでウォーターサーバーを比べてみましょう。
水の硬度
ミネラルがどのくらい含まれているかによって硬度で分類されます。
ミネラルとは主にカルシウム、マグネシウムのイオンである。
具体的には1リットルの水の中に何mgのミネラルを含有しているかで、
軟水と硬水に分けられ、中軟水という概念もあります。
0〜60mg/L:軟水
60〜120mg/L:中軟水
120mg〜/L:硬水
軟水と硬水の水の味
水は基本的に無味無臭。
人間の味覚で水はミネラル成分があると旨味に感じ、
口当たりはやわらかく感じます。
よって軟水が飲みやすく旨いと思える。
逆に硬水はとても旨いのかと言えばそうではなく硬い感じがして
飲みにくく感じる。
水道水
日本国内の水道水、およびコンビニやスーパーで市販されている
ペットボトルのミネラルウォーターは軟水。
外国の水道水やミネラルウォーターは硬水であり、
日本人が海外旅行で下痢をしてしまうのは、硬水であることが原因。
胃腸が消化吸収に適さない、慣れないことや、マグネシウムが下剤の成分
に似ていることがその原因に考えられています。
RO水
RO水は超微細の逆浸透膜で、ろ過した水。
不純物もフィルタリングしますが、ミネラルも取り除いてしまうので、
ミネラルのない硬度0。
純水、ピュアウォーター、超軟水という言い方で表現されることもあります。
味はまさに無味。
水の硬度と味の違いでウォーターサーバーを比較
水の硬度と味の違いでウォーターサーバーを比べてみるとどうなるか。
硬度からくる味の違いはウォーターサーバーでなくても、
水としては明らか。軟水が飲みやすく、究極的にRO水は味がしません。
日本の各ウォーターサーバーにおいては軟水ばかりですので、
細かく調べて気にすることは必要ありません。
50mg/L前後が主流ですが、中には100mg/L前後の中軟水も
用意されています。やわらかい味やノド越しがご希望なら軟水、
コクや旨みを増やしたいなら中軟水もよい。
硬水が無いのは、単に日本の採水地からの水に硬水が無いという
こともありますが、日本人の味覚やお腹に合うのが軟水だということを
各ウォーターサーバー会社もわかっているからです。
軟水は赤ちゃんが飲むのにもいいですね。
RO水についても飲みやすいように人工的にミネラル成分を加えるところが増えました。
不純物のない安全な水でありながら、旨味もあるという水に仕上げています。
水の味の違いについては、その天然水の採水地ごとに含有成分や割合が異なり、
それが口当たりや味の違いに関係しますので、銘柄や採水地を確認するとよいでしょう。
名水というのも選択基準になりますね。
天然水がいくつかの種類から選べるウォーターサーバーだと、
水の味を飲み比べることもできるのでおすすめです。
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