定期的に交換してくれるウォーターサーバーのほうが水の味が旨い？

2016/06/24 2017/05/24

ウォーターサーバーのメンテナンスや交換は定期的に行われます。

機械の故障や不良の可能性もありますが、不純物、
ゴミ、カビ、雑菌細菌などが装置の中に混入するおそれも
ないとは言い切れませんのでメンテナンスは必須。

メンテナンスの頻度は1年に1回が最も多く、2年に1回、
3年に1回のメーカーもある。同じウォーターサーバー会社でも
サーバーの種類によって変わります。
中にはオートクリーニングシステムでメンテナンス不要
というサーバーもある。

実際のメンテナンスは専門のスタッフがご自宅へお伺いして
装置の点検およびクリーニングするか、サーバーごと宅配で
工場のほうへ送付し、専用工場にて専門スタッフが内部消耗品の交換
や点検、クリーニングを経て、宅配でご自宅へ戻してくれるなどの
方式になります。

クリーニングや部品交換が簡易に設計されている装置の場合、
お客様ご自身によるセルフメンテナンスのみという方針のところも。
部品をはずして拭いたり洗い流したり、送付された消耗部品を自分で
交換するなど。

一番よいのはウォーターサーバーの装置ごと配送経由で交換してしまうこと。
新しいウォーターサーバーが送られてくる。
しかし、中古を点検クリーニングしたものが回ってくるかもしれませんから、
その辺りはケースバイケースで判断したい。

定期的に交換してくれるウォーターサーバーのほうが水の味が旨い
かどうかといえば、それはないと思います。

メンテナンスは必須です。水の味以前に衛生面、食品管理の視点から、
汚れを通じて水に雑菌が混じるおそれもあるからです。

定期メンテナンスをしていない結果で水がカビ臭かったりしたら、
それはクリーニングや部品交換をしていないことが原因。
水が通る装置ですから、どうしても菌も繁殖しやすいことを前提に
考えねばなりません。

水の味自体は、水そのもので決まりますので、宅配される
天然水の種類を変えるとか、どうしてもRO水は口に合わないなと
感じるのでしたら天然水に変えるなどして対処すべき。

同じ天然水でも採水地によって含有成分が違いますので、
口あたりや喉ごし、味が若干ですが変わってくるのです。

RO水はミネラル成分が無いため旨みが感じられなく変な味に
感じる人も少なくない。

ところでウォーターサーバーの定期メンテナンス直後から
水が不味くなったとかカビ臭い、カルキ臭いというクレームが
生じることもあります。

これは交換したパイプなどの部品に薬品が付着していたとか、
点検クリーニング時に誤って汚れがついてしまったという
可能性が推測できます。

メンテナンス直後だからと遠慮することはありません。
水を飲むのを止めて、すぐにウォーターサーバー会社へ
お問い合わせ窓口へ連絡し状況を伝えてください。

親切で良心的なメーカーであれば即日対応してサポート
してくれるはずです。

こういったトラブルを避けるためにも、ウォーターサーバーごと
定期的に交換して新品に取り替えてくれるメーカーのほうが安心は
できますが、先にご説明しました通り、送られてくるのは
中古メンテナンス品かもしれません。

しかし、必要な消耗品の交換や専門スタッフの点検およびクリーニング
での定期メンテナンスを終えれば、衛生的で問題なく美味しい水が飲める
ウォーターサーバーになっていますので、中古か新品かについては、
あまり過敏に気にしてしまうことを避けたいものです。

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