ウォーターサーバーのRO水は不味いのか

ウォーターサーバーのRO水は不味いのかどうか。

RO水とは？

RO水というのはROフィルターという超微細な逆浸透膜を通過させて、
ろ過、フィルタリングした水。

あらゆる不純物を取り除けることから放射線物質も入っていない
と話題になり東日本大震災の後には特に人気が出ました。

しかしあらゆる分子がRO膜を通過できない貫通しないということは、
ミネラルなど人間が旨味を感じる成分や栄養素までも除いてしまうのです。

RO水は何も入っていない水なので純水、ピュアウォーターなどとも呼ばれます。

水の味

水の味は基本的に無味無臭であり、味は無いもの。

しかし水の中に含有されたミネラルを人間の味覚では旨味に感じます。
口に含んだときの口当たりもやわらかい、やさしい感じ。

日本では適度で少なめのミネラルを含んだ軟水が流通しており、
日本国内の水道水も軟水。

これは日本の水源地の水の特徴によるものであり、ヨーロッパなど海外では、
山の地下水や川からの天然水にミネラルが大量に含まれた硬水になっています。
日本人が海外旅行先で水に変な味がしたり、下痢をするのは硬水が原因。

ウォーターサーバーのRO水は不味い？

ウォーターサーバーのRO水が不味いということはありません。
ミネラル含有も0gですので完全に無味。

前述の通り、日本人は軟水に慣れ親しんで育ち暮らしていますので、
初めてRO水を口にしたり飲んだときには不味いと感じるかもしれません。
日本国内の水道や流通には存在しない水だからです。
飲み込んでしまえば同じ水なのですが。

デザインウォーター

こういったRO水の味や味覚および食感の問題を解決すべく、
ウォーターサーバー会社のほうでは工夫を凝らし、
工場でのROフィルタリングや飲み水にするための処理工程を経て、
人工的にミネラル成分を加えています。

このミネラルを入れたRO水をデザインウォーターとも呼びますが、
軟水というより超軟水の部類となり、RO水ピュアウォーターよりも
口当たりがよく、旨味も感じられるということになります。

ウォーターサーバーのRO水は止めるべきか

ウォーターサーバーのRO水は、今ではデザインウォーターであることが
多いので、不味いとは感じないはず。
天然水との違いで言えば、飲み比べてもわからないくらい。

あってもせいぜい違和感程度のものですし、コーヒー、紅茶、緑茶、
味噌汁などドリンクにRO水を使う分には全くわからないでしょう。
ミネラルを入れてなくてもですね。

さすがに味覚というのものには個人差があります。
最終的なところではしばらく飲んでいきながら、あとは慣れや好みの問題。

RO水のメリット

赤ちゃんがいるご家庭も含め、食の安全、水の安全は大きな問題。
RO水は本当の意味で安心安全な水ですから、むしろ積極的に選ぶべき
ではないでしょうか。

天然水の旨味も魅力的ではありますが、こだわりの水源地から採水する
ための運送コスト、飲料水への処理工程を経てコストが大きくなりやすい。
ここからのメリットとしてRO水は値段が安く、天然水は高い傾向。
格安、激安でウォーターサーバーを使えるのもRO水の大きなメリット。

繰り返しになりますが一般の流通ではほぼ入手できないRO水。
それが簡単に飲めるのですからウォーターサーバーを導入するなら
一度はRO水を使ってみることをおすすめします。

RO水は不味くはありません。
毎日安全な水を飲んで、安心と健康を手に入れましょう。

関連記事

ピュアウォーターまずい、味が変？RO水とどう違うのか
RO水は腐るか？ウォーターサーバーで味を維持したい
ウォーターサーバーRO水で比較したとき味の違いはある？
ウォーターサーバー天然水とRO水で味の違いはある？
ウォーターサーバーRO水の味┃安全で安心のピュアウォーター
ウォーターサーバー水の味が変わったのは気のせい？
ウォーターサーバーで薬のような味がしたときの交換対応や解約は？
ウォーターサーバー新しい匂いは機械臭い？水の味への影響
ウォーターサーバーの味に不満で止めるとき機械はどうなる？
ウォーターサーバーの水がカビ臭い、味を確かめるのも無理
ウォーターサーバーのお湯が臭いとき、味は大丈夫か
ウォーターサーバーの味トラブルは消費生活センターか国民生活センターか

 - RO水, ウォーターサーバー, 天然水, 水の味