ウォーターサーバーの水に防腐剤や保存料などの添加物は入ってる?
2022/06/08
ウォーターサーバーの水に防腐剤は入っているのでしょうか?
もし入っているとすれば健康被害が出る危険性はないのでしょうか。
目次
- 食品防腐剤
- 水は腐らない
- ウォーターサーバーの水に防腐剤は入っていない
- ウォーターサーバーの水に保存料は入っている?
- 保存料とは
- 水は腐る?腐らない?
- ウォーターサーバー 水に保存料は入っていない
- ペットボトル 水に保存料などの添加物ある?
- ウォーターサーバー 水に防腐剤は入っていない
- ウォーターサーバー 水の消費期限
- ウォーターサーバー腐らない工夫
- 賞味期限切れの水はどうする?
- ウォーターサーバー 水で健康被害あるか
- 宅配水の置き場所に気を付ける
- サーバー設置場所も注意
- 電源ONのまま使うOFFにしない
- メンテナンスを欠かさない
- ウォーターサーバーの水に添加物は入っている?
- 食品添加物
- 食品防腐剤や保存料
- 水に添加物
- RO水
- ウォーターサーバーと添加物
食品防腐剤
食品防腐剤とは、その名の通り食品が腐るのを防ぐことを目的とした薬剤や成分のこと。
スーパーで売られている惣菜やコンビニのお弁当などには防腐剤が入っています。
食べ物が腐らないようにするため、有害な雑菌が繁殖しないようにするために致し方ない。
加工食品などでも不可欠な成分となっている。
水は腐らない
意外に思うかもしれませんがウォーターサーバーの水や流通しているペットボトルの水には防腐剤、保存料、添加物は入っていません。
なぜなら水は腐らないからです。
食べ物が腐るのはタンパク質や糖分などが元であり、例えばパンや果物がそう。
腐る可能性のある食品があってそこに雑菌が繁殖することで腐敗となる。
よって同じ水分のドリンクでもジュース類には防腐剤を入れざるを得ません。
水自体は腐りませんし、ウォーターサーバーの水やペットボトルのミネラルウォーターは工場でボトル詰めされた時点ではほぼ無菌状態で出荷されますので、余程の長期の期間が経過しない限りは、水が悪くなる、水が腐るということはありえないのです。
それでも水が腐ってしまうのは、ペットボトルに口をつけて飲むことによって唾液などから雑菌が水に移ってしまうことがあるから。
あるいはウォーターサーバーのボトル容器を開栓した時点で、ご自宅の空気中に漂う雑菌やカビ菌などが水の中へ混入してしまうことがありえるからなのです。
ウォーターサーバーの水に防腐剤は入っていない
ウォーターサーバーの水に防腐剤は入っていないことがおわかりいただけたと思います。
よって防腐剤からの健康被害の心配もありません。
注意点としましては、水に雑菌やカビ菌を混入させないためにも、ボトルを開栓したら速やかにウォーターサーバーに設置する、水を注ぎ込む。
その後は、なるべく早めに短期間で飲み切ってしまうのがよい。
ウォーターサーバーのボトル容器を未開栓のままであれば、3か月~6か月程度が賞味期限として保存可能。
あるいは純水で無成分のピュアウォーター、RO水であれば、雑菌のエサとなる成分さえ皆無ですので、天然水より細菌やカビ菌の繁殖を防げる可能性が高まる。
水が腐るのが気になるのであればRO水を選ぶのもよい対策となりえます。
未開栓であれば半年から1年程度の消費期限となるのもメリット。
ウォーターサーバーの水に保存料は入っている?
ウォーターサーバーの水に保存料は入っているのでしょうか?
それが健康被害に関わる危険性はないのかどうか。
保存料とは
保存料とは食品の細菌増殖を抑えて、腐ったり、悪くならないようにする成分。
あくまで腐らせないようにする成分であり、殺菌はできないため、状態がよい食品、加工する前の食品に入れる。
昨今、保存料の取り過ぎで健康被害がでることが懸念され、発癌性さえも疑われている。
水は腐る?腐らない?
水自体は腐りません。
腐るのはパンや果物などの食品。
よってスーパーで売られている惣菜、コンビニ弁当、加工食品などには保存料や防腐剤、添加物が入っている。
腐らないようにするため、雑菌が繁殖しないようにすることを目的にしているので仕方ない側面もある。
ウォーターサーバー 水に保存料は入っていない
ウォーターサーバーの水に保存料は入っていません。
前述の通り水は腐らないのですから。
保存料による健康被害の心配もありません。
ウォーターサーバーやペットボトルの水は工場内にて、ほぼ無菌状態でボトル容器に詰めされ出荷される。
余程の長期の期間が経過しない限り、水が悪くなったり、水が腐るということはほぼ無い。
ペットボトル 水に保存料などの添加物ある?
ペットボトルのミネラルウォーターに保存料などの添加物は無し。
やはり水が腐ることがないからです。
「いろはす」や「南アルプスの天然水」にも保存料・防腐剤などの添加物は入っていません。
それでも水が腐るのは、ペットボトルに直接、口をつけて飲むことで唾液などから雑菌が水に移ってしまうから。
あるいは開栓後、空気中の雑菌やカビ菌などが混入してしまう可能性もありえます。
いずれも開栓後は早めに飲み切ることで水が悪くなることを回避できます。
ウォーターサーバー 水に防腐剤は入っていない
ウォーターサーバーの水には防腐剤も入っていません。
腐らないので防腐剤の必要がないのです。
ウォーターサーバー 水の消費期限
ウォーターサーバーの天然水は、未開栓のままであれば、3か月~6か月程度が賞味期限、消費期限として保存可能。
RO水であれば未開栓で半年から1年の消費期限。
防災用の備蓄水としても活用できる。これはRO水のメリットだと言えるでしょう。
ウォーターサーバー腐らない工夫
水が腐る、悪くなる可能性があるのは、ウォーターサーバーのボトル容器を開栓して以降、空気中のカビ菌や細菌が水の中へ入ってしまうことがありえるから。
宅配水に雑菌やカビ菌、細菌が入らないようにし、ボトル開栓後は速やかにウォーターサーバーへ設置し、短期間で早めに飲み切ってしまうこと。
このあたりが気になるようであれば、RO水(純水・ピュアウォーター)を選んでおけば、雑菌のエサとなる成分さえ皆無ですので腐る可能性も低い安全志向の水だと言える。
賞味期限切れの水はどうする?
ウォーターサーバーの宅配水が定期配送されていると、水が余って飲み切れないこともあるかもしれません。
うっかり賞味期限切れになってしまった水は、飲み水としては使えません。
実際は消費期限で確認します、使える期限ですから。
飲まないで水を使うには、皿洗い、手を洗う。
お風呂、トイレ、庭の水まき、植物への水やりなどで使えばよいでしょう。
ウォーターサーバー 水で健康被害あるか
ウォーターサーバーの宅配水で健康被害はありません。
厳選された源水を工場のクリーンルームで飲み水として処理してからボトル詰めされ出荷される。
水容器ボトルの中では無菌状態だからです。
保存料や防腐剤がなくても健康被害の心配には及びません。
但し、消費期限の切れた水や、開栓後2週間以上経過した水には注意が必要です。
また保管状態が悪かったり、サーバーに問題が生じている場合にもリスクが高まります。
宅配水の置き場所に気を付ける
届いた宅配水は置き場所に気を付けましょう。
高温多湿を避けて一定温度の場所に保管することで水が悪くなることを防げます。
窓際や屋上など、日光が当たる場所や気温の変化がある置き場所は好ましくありません。
サーバー設置場所も注意
ウォーターサーバーの設置場所にも注意が必要。
宅配水と同様に、窓際や屋外など、日光が当たる場所や気温の変化がある設置場所は好ましくありません。
機械の不具合や故障を防ぐために止めましょう。
ウォーターサーバーが故障すれば、水が悪くなる可能性が高まります。
電源ONのまま使うOFFにしない
最近のウォーターサーバーは熱やお湯を利用して内部を殺菌するなど、電力をクリーニング機能に活用していることが少なくありません。
よって、雑菌を発生させないためにも、ウォーターサーバーは常に電源ONのまま使うようにしてください。
メンテナンスを欠かさない
セルフメンテナンスとして、できることがあります。
給水口・コックの付近の水気を乾いた清潔なタオルあるいは除菌ペーパーで拭く。
受け皿にこぼれている水を捨てる。
ご自身で簡単にできますので、これらを定期的に実行して衛生面を保ちましょう。
内部の清掃やタンクの衛生管理はできないわけですが仕方ありません。
メーカーによっては、定期メンテナンスを業者訪問で行ってくれるところもあります。
あるいは一定期間ごとに、ウォーターサーバーを回収して工場でのクリーニング、サーバー交換の対応もあります。
こういったことで水が腐る可能性を減らし、きれいな水を飲むことができますので、メンテナンスは欠かさないようにしましょう。
ウォーターサーバーの水に添加物は入っている?
ウォーターサーバーの水に添加物は入っているのでしょうか。
食品添加物
食品添加物とは、保存料、甘味料、着色料、香料などのこと。
状態維持の保存、味付けなどを目的として、主に加工食品に加えている。
食品防腐剤や保存料
スーパーで売られているパンや惣菜、コンビニで販売されている弁当、加工食品、ジュースなどには食べ物の衛生面を保つことや腐らないことを目的として防腐剤、保存料、添加物が入っている。
味をつけるための添加物もある。
意外かもしれませんが、ペットボトルのミネラルウォーター、ウォーターサーバーの水に防腐剤や保存料は入っていません。
水は腐らないからです。
但し、容器開栓後は、口を直接つけて飲んだときの唾液や、空気中を漂う雑菌や細菌、カビ菌などが水に移ることはあり得ますので、水が腐る、悪くなることはあります。
水に添加物
ペットボトルのミネラルウォーターやウォーターサーバーの水に添加物を入れるとすれば、味付けが目的。
しかし水に味をつけるということであれば、それはジュースというドリンクの範疇になり、ミネラルウォーター・水としては流通、販売できなくなる。
それでもウォーターサーバーの宅配水では添加物を入れることがあります。
代表的なものとしてRO水が挙げられます。
RO水
RO水とは超微細ROフィルターで濾過した水。
ピュアウォーター、純水とも呼ばれる。
あらゆる不純物や細菌を取り除き、一説には放射性物質までも混入させない水。
しかし水分以外の他成分が皆無なため、人間の体によいはずのミネラルなども失っている。
人間の味覚ではミネラル成分を甘味、旨みに感じますから、RO水は味が完全に無い、変な味に感じる人もいる。
そこで、メーカーのほうでは、工場にてRO水に人工的にミネラル成分を添加していることがあります。
これをデザインウォーターと呼ぶこともあります。
ミネラルも水に加える以上、添加物だと言えますが、あくまでも味の調整、若干の旨みや柔らかさを出すためであり、健康被害どころか、人間の体にとって役に立つ有用な成分ですから心配はいりません。
ウォーターサーバーと添加物
ウォーターサーバーの水に添加物は入っているかと言えば、天然水に添加物は入れませんが、RO水では添加物を入れることがある。
それでもこの場合の添加物とは、旨みを出して飲みやすくするミネラル成分であり、体によい成分。
つまり、ウォーターサーバーの水における添加物はほとんど無く、あってもそれは若干の味付け目的の安全成分、健康被害の心配は全くないと言えます。
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